眼下に広がる散居村、遠くに富山湾、振り返れば北アルプス、夕方には沈む夕日と夕日の光できらめく田んぼ。そんな景色を見ることができる展望スポットが砺波市にあります。
夢の平スキー場からもう少し奥に進んだところに『となみ夢の平 散居村展望台』という展望スポットがあります。
展望台からは、平野に広がる散居村(散居村・・・地理の授業で出てくる、家がまとまった集落ではなくて、点々と散らばるように建っている景観)、遠くに富山湾の海、振り返れば北アルプス、夕方には沈む夕日と夕日の光できらめく田んぼという、素晴らしい景色を見ることができます。
行ってみた
スイセンやコスモスも有名な夢の平スキー場から車で3分ほど進むと、右に駐車場、左に展望台が建つ場所が現れます。
ここが『散居村展望台』です。
階段を登っていくと、こんな感じのスペースがあり、眼下に景色が広がっています。双眼鏡(無料)も設置されています。
砺波や小矢部の方向は散居村が広がっています。家の周囲には風除けや日よけのために木が植えられおり、この屋敷林を「カイニョ」と呼ぶそうです。
右の方を見れば、遠くに富山湾の海が、さらに右の方には北アルプスが見えます。
『散居村展望台』からもう少し奥に進むと、『散居村展望広場』という場所もあります。
広場の方は、北アルプスの方向は見えませんが、展望台とは違い、駐車場から階段を登る必要がありません。
夕日について
今回、行った時間はお昼ごろだったのですが、夕方には夕日が散居村越しに沈みます。
この夕日がめっちゃ綺麗だそうです!(見ずに語ってすみません…)
夕日が綺麗なのは当たり前なのですが、富山はお米が有名なので平地の多くが田んぼです。春から田んぼに水が張られるので沈む夕日の光が反射し、きらめきます。
この風景、6月頃になると、田んぼの苗が大きく育ってきて、反射しにくくなるので、4月、5月がベストみたいです。
夏は田んぼが一面みどり色に、秋は一面黄金色になり、季節ごとに異なる景色が楽しめそうです。
詳細情報
『となみ夢の平 散居村展望台』
- 住所 富山県砺波市五谷
(砺波市街から夢の平スキー場に向かい、スキー場からさらに車で3分ほど、散居村展望広場は展望台からさらに450mほど) - 駐車場 散居村展望台で20台、散居村展望広場で15台ほど(夕日が綺麗に見える、晴れた春の夕方は混雑する時があるそうです)
- トイレ 最寄りのお手洗いはスキー場の「夢の平コスモス荘」になるかと思いますが、日時によっては閉まっている可能性もあるのでご注意を。
- アクセス道路 砺波市街からアクセスする場合、坂道やカーブが続きますが、極端に道幅が狭いところはありません。
春であれば、チューリップフェアや夢の平スキー場のスイセンと合わせて、秋であれば夢の平スキー場のコスモスを合わせて、展望台からの絶景を見に行きましょう!