富山湾のシンボルの一つになっている“新湊大橋”。この新湊大橋、車道の下の部分が歩道になっていて歩いて渡れるって知っていましたか?
『あいの風プロムナード』という名前の自転車歩行者道で、最高で海面からの高さ47mの空中散歩が楽しめます。
1.『あいの風プロムナード』って?
富山県射水市の海王丸パーク近くに掛かる大きな橋、新湊大橋。この橋、実は2層になっており、上は自動車専用なのですが、その下の部分(橋の中)は自転車歩行者道になっています。
『あいの風プロムナード』という名前が付いており、海の上、480mの距離を歩いて渡れるようになっています。高さは最も高いところで海面から47mあり、空中から海や山の景色を楽しむことができます。通行は無料です。
両側にあるエレベータで上れるようになっており、段差もないため、自転車を押して行くことや、ベビーカーや車椅子を押して行くこともできます。
海王丸パークから近いので、足を伸ばしてみるにも良いですし、両側のエレベーターのところには駐車場があるので、ドライブの際に立ち寄るにも良さそうです。行きは歩いていって、帰りは橋と並行するように海を渡る、『富山県営渡船』という“無料の船”で戻って来るのもありです。
2.歩いてみた
ということで、『あいの風プロムナード』を歩いてみました。
今回は、海王丸パーク側(越ノ潟)から東側(堀岡)に向かって渡ってみました。
▲写真の出入口は海王丸パーク側のものです。
写真に見えている出入口を進むと、エレベーターがあります。
この出入口の手前には駐車場や公衆トイレ、自動販売機があります(橋を渡った反対側も同じです)。
▲エレベーターで上ったところからは、こんな景色が見えます。
これは港側を見た写真です。
▲海王丸パークや遠くに能登半島を見ることもできます。
▲歩道はこんな感じで、橋の中央に向かって緩やかな登り坂になり、中央を過ぎると緩やかな下り坂になります。
自転車を押して渡ることができます。緩やかに傾斜していますが、段差はないので、ベビーカーや車椅子も大丈夫です。
ちょっと残念なところがあって、安全対策のために金網があって、景色の写真は撮りづらいです。エレベーターのところは金網はありませんが、ガラスに線が入っています。スマホのカメラをガラスにぺったり貼り付けるように撮影すれば、線が入らず景色を写せますよ。
▲ちょうど中間地点です。ここは金網はないのですが、やはりガラスに線が入っていて、景色は上手く写せません。
▲渡った先(東側)のエレベーターのところからは、こんな景色が見えます。
晴れていれば、かなり遠くまで見えます。富山湾が弓のようにカーブしていることが分かりますね。
写真を撮りながら歩いても、10分ほどで渡りきることができます。
最高地点で海面から47mあるので、けっこう高さを感じることができます。ただ、柵とガラスで囲まれていますし、揺れないので、恐怖感は全然ありません。
海王丸パークから近く、駐車場も完備されているので、お出かけやドライブの際に、ふらっと立ち寄ってみてください。お手軽に空中散歩ができますよ!
3.詳細情報
名前 | あいの風プロムナード |
場所 | 新湊大橋 |
アクセス | 東側・西側ともに駐車場あり。 西側は海王丸パークから徒歩約10分、万葉線の越ノ潟駅すぐ。 |
料金 | 無料 |
時間 | 午前6時〜午後8時(11〜4月)、午前6時〜午後9時(5〜10月) |
▲西側(越ノ潟・海王丸パーク側)の出入口の地図
▲東側(堀岡側)の出入口の地図
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